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鹿屋からフィリピンへ!ランドセル寄贈活動レポート

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ユクサの体育館に集まったたくさんのランドセル。
菅原小学校が120年の歴史に幕を閉じ、廃校してから9年、
ユクサとしてリスタートしてから4年。

未だに地域の小学生がよく遊びに来てくれたりしますが
こうしてランドセルが集結すると、
子どもたちの声で賑わっていたかつての菅原小学校時代を彷彿とさせますね。
今風に言うと、まさに・・・“エモい”!!

今回、ここに集まったランドセルは、
令和3年度に卒業した鹿屋市立寿小学校の児童さんが6年間愛用していたもの。
ランドセルだけではなく、ピアニカやリコーダーもあります。

鹿児島信用金庫鹿屋支店〉がSDGsの取り組みの一環として行う貧困国へのランドセル寄贈企画。

ユクサの運営にも携わっている〈株式会社大隅家守舎〉が
事務局としてサポートしているご縁で
今回寄贈されたランドセルがユクサの体育館に集結したというわけです。

今日はいよいよ、発送作業の日。
ランドセルがフィリピンセブ島へ向けて旅立ちの時を迎えます。
※ランドセル以外の寄贈物は一旦国内のボランティア団体(NPO法人JIYU様)へ預けます。

鹿児島信用金庫鹿屋支店の支店長、寿小学校卒業生保護者の皆様と大隅家守舎のスタッフ。
さらに取り組みを知った就労継続支援B型事業所のNPO法人Lankaさんより
ぜひお手伝いさせてほしいとのことで利用者さんがかけつけてくださいました。

海外輸送専用の大きなダンボールを組み立てて、
寄贈品として預かったランドセルやそろばん、ピアニカを
一つ一つ丁寧に拭き上げていきます。



「これをからって(鹿児島弁で背負ってという意味)毎日学校に通ったんだよね~」
「うちのはおじいちゃんに買ってもらったんだよ~」
「ピアニカなんて幼稚園から使ってた子もいるんだもんね~」
「6年間も使ったのに本当にキレイ!みんな大事に使ったんだね」
「きっとフィリピンの子どもたちも喜んでくれるよね!」

そんな会話をしながら、ダンボールの中に寄贈品を詰めていきました。

宅配業者へ集荷の依頼をして、いざフィリピンへの長い旅路へ!
数カ月後には、現地のボランティア団体から寄贈の様子のレポートが届く予定なんだとか。
「途上国の子どもたちにぜひ使ってほしい!」という児童の皆さんやご家族の優しい気持ちと一緒に、
寄贈品が無事に現地に届きますように☆

SDGs(持続可能な開発目標)の達成項目
〈1〉貧困をなくそう
〈2〉質の高い教育をみんなに
〈10〉人や国の不平等をなくそう
〈12〉つくる責任つかう責任
〈17〉パートナーシップで目標を達成しよう
小さな小さな一歩ですが、この取り組みを通して、寿小学校を卒業した子どもたちと、
そして海の向こうのフィリピンの子どもたちが笑顔になってくれれば
お手伝いする側としてもとても嬉しいことだと感じました^^